伝える、教えるということ
- Sumiyo Kakisaka
- 2021年6月28日
- 読了時間: 2分
言葉の威力は絶大だと思います。
ただ、それは良い方にも悪い方にも絶大です。
レッスンの中でかける言葉ひとつで、こどもたちの演奏もガラッと変わります。
私は、管楽器の学生のコンクールの時のピアノを弾くこともあります。
普段ピアノのレッスンしかしていない私ですが、一緒に演奏していると、ここをこうしたらよくなるかも、という思いが芽生えます。そこで、それを相手の先生の許可をとりつつ、お話ししたりしますが、とある楽器の先生が数年前から「先生、何かいつもの魔法の言葉をかけてあげてください」と言われる様になりました。
そこで気付きました。
私の言ってる言葉は、こどもたちにわかりやすい言葉なんだろうな、と。
以前は、言葉かけも下手で、うまく伝えられなーと思うことも多かったです。
良くも悪くも山あり谷ありの人生経験や、他の楽器の方との交流により、指のことだけでなく、腕や体、そして呼吸まで使って、演奏することの大切さをピアノにも強く感じる様になりました。
そして、それをどれだけわかりやすく伝えられるか、それが伝わった時の喜びはひとしおです。
私は、人を笑顔にすることが大好きです。
もちろん人間なので、普段の生活で腹が立つこともたくさんあります。
まだまだ未熟ですが、でも人が笑っていることが、私の喜びに繋がっています。
とにかく笑って楽しく、そして長く続けてほしいと思いながら、毎日のレッスンをしています。
言葉の魔法、言葉の魅力もこれからも発信していけるといいなと思っています。
レッスンの様子を思い出して、この言葉通りだったなと心から感心しております。先生とのご縁を頂き、本当にありがたく思っています。今後ともよろしくお願いいたします。