ピアノを習うという事
- Sumiyo Kakisaka
- 2022年8月23日
- 読了時間: 2分
この1ヶ月弱、
ある出来事をきっかけに
色々考えていたことがあります。
子どもの習い事って
わたしから見ると、
習いに来るのは
お子さマスターになりますが、
お月謝を出して下さるのは
保護者の方になります。
この関係性って複雑です。
ピアノというのは、
レッスンよりも圧倒的に
自分で練習することが大切です。
私がレッスンする中で
1番大切にしているのは、
技術を教えることでは
ありません。
心を豊かにしたい、という
ことです。
ただ、上に書いた関係性上、
ピアノを弾いてる時間にかかわるのは
保護者の方の方が多くなります。
私も親目線で考えると
納得できます。
が、指導者として考えた時、
また、子どもがある程度育った今
考えた時に、習い事に対する
考えが、変わってきました。
習い事も、
ある程度続いたものに関しては、
子離れした方がいいのではないか、と。
ピアノを習っているのは子どもさんで
保護者の方ではありません。
練習したことは
全て自分の力となります。
経験が増えていくのは
子どもさんです。
仮に
保護者の方が喜ぶから、と
ピアノを続けているとしたら
どう思われますか?!
私は、
ピアノは個人の習い事であるからこそ、
身についていくものだと思っています。
今で言うパーソナルジムみたいなものだと
考えています。
トレーナーと生徒。
もちろん保護者の方に
協力していただくことは
不可欠なのですが、
定期的に
関わり方を見直しされることを
是非お勧めしたいです‼️
親を見て子どもは育ちます。
自分がどんな親でありたいか、
子どもにこの先
どんな風にピアノと
かかわってほしいか。
何かあった時に、
子どもが望めば考えます、
と急にそこに自主性を求めても
できるわけがありません。
常に求めていてこそ
自主性も育っていきます。
話は飛びますが、
ピアノは好きみたいだけど
家で練習しないから、と辞めていく子を
何人も見てきました。
もし、その時にもう少し
様子をみてもらえていたら
その子はまた練習したかも
知れません。
教室にはきているから
ピアノを弾いてはいたんです。
もしかしたら
保護者の方に辞めさせられた
という思いが残っているかも
知れません。
話はがらっと、変わりますが、
9月の1ヶ月間、
試しにレッスンの動画をとることを
やめてみようと考えています。
学校の授業と同じ様に
その時に吸収してほしい、
その子がその時に吸収出来そうな量を
教えていく、そんな形にしてみようと
思っています。
そうすることが、
本人の自主性を育てていくことにも
つながると思っています。
心を豊かに育てていける教室、
そんな教室理念をこれから
かかげていこうと
思います‼︎
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