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コンクールの幕開け

今日は私が思うことを、素直に書かせていただきます。

あまりいい話ではないかも知れませんので、読まれる時は、お気をつけください(^^;;


昨日から、福岡でもPTNAピアノコンペティションの予選が始まりました。

4期を学ぶコンクール、というネーミングの通り、バロック、クラシック、ロマン、近現代から四曲選択して、予選では近現代、と他の時代から1曲を弾くことになります。


私の中では、コンクールは結果より過程、と常々お話していますが、伸びたなーと感じる子もたくさんいて、今年も会場で弾ききったことだけで、満点💯です。




きっと、挑戦されるみなさんの、

初めてのコンクールの時は、保護者の方も

そんな気持ちだったのではないかな?と思っています。

が、ここのところ、コンクールに出続けていくと、だんだんと保護者の方の気合が、変わってくるなぁ、と感じています。

その気合に、正直、私はメンタルの不調を感じることもあります。



前から話してますが、

私はコンクール推進派ではありません。

何故なら、子どもの頃のコンクールの結果に、一喜一憂することは、あまり意味のないことに思っているからです。

特に、高学年からは、

自発的なものがあるかないか、でも、

聴き手には、大きく印象が変わります。

すでに将来は音楽の道へ、と決めている子の割合が増えてくるからです。


なので私は、自発的に音楽が出てくることが大切だと思っています。

そうなる様に、と色んなことを教え、また

見せてきているつもりです。


話は変わりますが、

今の時代、私が子どもの頃と、時代が大きく変わっています。

自発的な考えや、思いを学ぶ学校教育ではなくなっている気もしています。ハングリー精神が育たないんです。

それが、歯痒いです。


どうやって、そこを育てていくか、

もちろん私の課題でもありますが。。。

でも、私はコンクールに通すレッスンはしたくありません。

長く楽しみながら、ピアノを弾ける様に、という思いでレッスンしています。



テクニックだけではダメだし、

音楽性だけでもダメ、

自分に足りないと思うところがあるのであれば、そこをどうしていけばいいか、

考えるということをする、色んなことを実践してみる、練習内容を見直すetc.


その努力をしてる子が、

コンクールの舞台では強いのではないかと思います。


今週出た子たちは、みんな、過程ではとても伸びたと思っています。

おうちの練習でも、それは感じられてると思います。

なので、保護者の方が、どうか結果で一喜一憂されない様に、と思います。


長い人生、いいことも悪いことも、平等にあるといいます。

今回の結果が、よくても、そうじゃなくても、人生の経験としては、誰でも経験出来ない、特別なものを経験されたと思います!














 
 
 

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2 Comments


kwnhrfm
kwnhrfm
Jun 23, 2022

おっしゃる通りですね。あの緊張するステージで弾ききる

だけでも素晴らしいと思います。

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Sumiyo Kakisaka
Sumiyo Kakisaka
Jun 23, 2022
Replying to

そうなんです。代わりにできますか?と言いたくなることもあります。コンクールのスタッフをしていた時は、子どもが間違えたことで涙する親、顔色を伺いながら戻ってきた子どもを無視する様な親をたくさんみてました。 コンクールの趣旨を完全に見失いつつあるのが、 ピティナのマイナス面かな、と最近感じてます。

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